2022.08.05

ドライバーから採用担当にキャリアチェンジしたら、学生時代からの夢がかなった件。

キャリアアップのためのサポートが充実している日の丸交通。そのため、ドライバー以外にも、さまざまなキャリアを歩む社員がいます。今回は、ドライバーを経て採用担当になった安井さんに、キャリアチェンジのきっかけや、現在の仕事の魅力を語っていただきました。

安井

2020年新卒入社。中、高、大と陸上部に所属。走るのが好き。

教師になりたいんじゃない。魅力を伝える人になりたいんだ。

—はじめに、新卒でタクシー業界に入ろうと思った理由を教えてください。

安井:元々、教員を目指して教職課程を履修していました。けれど、教育実習を通して、私は教師という仕事そのものではなく、自分が専攻していた社会科の面白さを人に伝えるのが好きなんだと気がついたんです。魅力的なものの面白さを直接誰かに伝えたい。それが自分のやりたいことなら、民間企業に就職するのもいいんじゃないかと考えて、サービス業界などを中心に就活を始めました。

—教員志望だったのですね!それから、どうしてタクシー業界に興味をもったのでしょうか?

安井:合同説明会に参加した際、たまたまタクシー会社の説明を受けて、他業種とは全く異なる働き方を知って驚きました。休みが多い一方で、頑張るほど稼げる。タクシーの仕事のことをもっと知って、その魅力を人に伝える仕事をしたいと思ったんです。

—数あるタクシーが会社のなかで、日の丸交通に入社を決めた理由を教えてください。

安井:決め手は会社の雰囲気でした。内定者イベントで「ペーパードライバーの自分でもやっていけるのか不安です」と相談したところ「自分もそうだったけど、全然問題ないよ」と何人もの方に声をかけていただいたんです。親身に相談に乗ってくれる人がたくさんいるこの会社なら安心して働ける。そう強く感じて、入社を決めました。

—実際に入社されて、最初はどのようなことをしていたのでしょうか?

安井:まず、研修期間ですね。その後、7月から営業所に配属されました。実務を始めたばかりのころは、道を覚えたりするのが大変でしたが、慣れてしまえばとても自由で魅力的な仕事ですよ。

—ドライバー時代の思い出はありますか?

安井:印象的なお客様がいらっしゃいました。年配のご両親を連れた息子さんに「両親が旅行で東京に来ているので、都内を案内してもらえますか」と言われて、指定いただいた場所を回りました。「ここが職場で、ここが子どもの通っている学校で…」と、和気あいあいと話されている姿を見て、タクシーの仕事は人を目的地に運ぶだけではない、お客様にとっての大切な時間に立ち会ってサービスを提供できる仕事なんだと、やりがいを実感しました。

ついにやってきた夢をかなえるチャンス。やりたいと思ったら、即挑戦!

—一期一会はタクシーの魅力ですね。その後、キャリアチェンジを考えたきっかけを教えてください。

安井:本社勤務社員の公募がきっかけでした。就活中も自分の夢を叶えられるのは本社の採用担当ではないかと思っていたんです。公募を知ったとき、ぜひ挑戦してみたいと思って上司に応募の旨を伝えました。

—キャリアチェンジをするために、具体的にはどのような手順を踏んだのでしょうか?

安井:まず、志望動機や自分の経験をキャリアチェンジ後にどう活かしていくのかを書いた用紙を提出します。その後、面接の場で採用担当の仕事内容について聞いた上で、再度キャリアチェンジの意思を示しました。面接では「どんな気持ちでドライバーをしてきたか」「採用担当になったらどんなことがしたいのか」など、さまざまなことを話しました。その後、選考が行われた末、私は希望通り人事部採用課に異動することができました。

—ドライバーとは全く違う職種ですよね。仕事環境が大きく変わることへの不安はありませんでしたか。

安井:正直、少しありましたね。デスクワークの経験がなかったので、1日の流れや仕事の進め方が想像できないことが不安でした。でも、先輩社員からデスクワークのやり方を教わったり、面接に同行させていただくなど、段階を踏んで丁寧にサポートしていただいたので、今は不安に感じていることは何もありません。キャリアチェンジに挑戦して本当に良かったと思っています。

ドライバー経験があるから、できることがある。伝えられることがある。

—現在の採用課の仕事について教えてください。

安井:合同説明会の進行、最終選考の案内、学生さんのメンター、内定者フォローなど、新卒採用の業務全般を担当しています。採用の仕事はイベントで司会をしたりと一見、華やかなイメージがあると思うんです。でも、それは採用の仕事の一部で、デスクワークや、内定者の入社準備、採用戦略立案など、地道で細かい仕事もたくさんあります。けれど、これこそが学生時代からやりたかった魅力を伝える仕事です。イベントも、選考も、デスクワークも、やりがいを持って取り組んでいます。

—希望通りのキャリアを歩むことができたということですね。採用の仕事をするなかで工夫されていることはありますか?

安井:学生さんとは、アンケートや面接などでヒアリングの機会を積極的にもうけて、一人ひとりの人となりを理解して話すように心がけています。緊張をほぐせるように笑顔で、明るく、フランクに接することもあれば、礼儀正しくかしこまった対応をすることも。結果として、「雰囲気が良く、説明も丁寧で分かりやすかったので、日の丸交通に入社したいと思った」と言ってもらえると、やってきてよかったと思いますね。

—魅力を伝えるために常に試行錯誤されているんですね。ドライバーとしての経験が活かされることもあるのでしょうか?

安井:ありますよ。たとえば、私は直近まで現場でドライバーをしていため、学生さんに「アプリで予約してくれるお客様も多いから、営業はそれほど大変じゃないよ」といったように、最新の業務状況を伝えることができる。現場経験が採用に活きているなと肌で感じています。

—採用の仕事をしていて、嬉しいのはどんな時ですか?

安井:説明会、選考、内定まで、ずっとコンタクトを取ってきた学生さんが、日の丸交通で働くことを決めてくれたときでしょうか。今年入社した方がまさにそうで、長く関わる中で一緒に働けたらと思っていたので、本当に嬉しかったですね。

すべての経験が採用担当としての成長につながる。挑戦は、まだ始まったばかり。

—内定承諾は、まさに努力が身を結ぶ瞬間ですよね。今後の目標を教えてください。

安井:採用スキルを高めるためにも、幅広い経験を積みたいですね。今やりたいと思っているのは、営業所の運行管理者。一見、採用とは関係なさそうですが、今の中途採用担当者には、運行管理者の経験がある方が多いんです。運行管理者は仕事柄、ドライバーとの接し方を熟知していますからね。そういった現場経験も増やしていきたいです。

—安井さんの躍進は、これからもつづきそうですね!最後に、学生さんや求職者へのメッセージをお願いします。

安井:未経験だと、タクシー業界はハードルが高いと感じてしまう方も多いです。でも、日の丸交通では先輩方から丁寧に優しく仕事を教えてもらえるし、研修制度も充実している。面倒見の良さはうちの特徴の一つです。それは、ペーパードライバーで採用業務も未経験だった私だからこそ、自信を持って伝えたいことです。特に、サービス業に興味がある方は、ぜひタクシー業界も検討していただきたいです。絶対に向いていると思いますよ。


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