これが私のルーティン。乗務日の働くペースは自分で決める。

—はじめに、木屋さんの乗務日のタイムスケジュールを教えてください。

木屋：私の場合は、午前10時45分から翌朝の7時半までの勤務が基本です。勤務の間、3時間以上の休憩を取るよう決められています。私は15時に30分のコーヒー休憩、20時に1時間のご飯休憩、そのあと朝までにどこかで30分休憩することは決めています。

—お昼は食べないんですね。

木屋：眠くなるので、朝晩しか食べないことにしていているんです。

—休憩時間は3時間以上ということですが、残りの休憩はいつ取るのでしょうか？

木屋：先ほどお伝えした予め自分で決めている休憩のほかに、長距離や難しい道などを走った後に休憩することにしているので、それで3時間以上は休憩しています。

—休憩する場所も探さないといけませんよね。

木屋：一つの区で2、3ヶ所は休憩場所を見つけていますよ。お客様を乗せながら、「次はあのエリアでお客様を見つけられそうだな」「目的地に近いあそこで休憩しよう」といったように、効率的に計画を組んでいます。

—そうして、朝の7時半までたくさんの人を乗せていくわけですね。

木屋：そうですね。私は道で手上げされるお客様を中心に乗せて、アプリは呼ばれたら行く程度です。手上げのお客様を乗せるために、夕方は買い物客が多いあの駅に向かおうとか、エリアや時間を的確に狙って街を走っています。私の場合は、この営業スタイルが合っているみたいです。

—7時半に業務を終えたら、そこから明け休ですよね。どのように過ごしていますか？

木屋：自宅に帰ったら、お風呂に入って寝ますね。でも、あまり寝れずすぐに起きてしまって、一日ゆったりと過ごします。

完全オフの公休は、趣味や友人との時間に。

—明け休のほかに公休もありますね。明け休の翌日になるので、ここは体力も回復して、遊びに出かけられるのではないですか？

木屋：公休は、ロードバイクでツーリングしています。日帰りで成田空港や三浦半島といった郊外まで走っていることが多いですね。

—自転車がお好きなんですね。

木屋：実は最近、一番高い買い物が自転車でした。同じく最近買ったG-SHOCKを付けて走っています。

—買い物もよく行かれるんですか？

木屋：公休にアウトレットモールに行くことも多いですね。そういった土日は混みそうな場所に平日行ける点も、この仕事のいいところだと思います。

—他にメリットはありますか？

木屋：営業時間をある程度自分でコントロールできるし、休日もまとめて取れる点はメリットでしょうか。自分の時間が増えて、ロードバイクに乗る時間は増えましたね。連休を作って旅行に出かける人も多いと思います。

—同僚の皆さんと休日に遊んだりしますか？

木屋：先程お話したアウトレットモールに同僚と一緒に行くこともありますよ。年齢が近い同僚と、点呼のときに話して行き先を決めています。あとは、カラオケに行ったり、海にいったこともありました。

日の丸交通は、夢を叶えるための最適ルート。

—自分の時間が増えたと仰っていましたが、前職のときは自分の時間はあまり持てませんでしたか？。

木屋：前職はコンビニで働いていました。1週間のうちの拘束時間は長かったですね。

—どうして、タクシー業界へ？

木屋：元々、雇われるよりも自分で独立したいという気持ちが強いんです。コンビニなら、自分の店を持ちたいと。でも、それがなかなか難しいと感じたときに個人タクシーの道を知りました。個人で独立するためには、35歳未満の者であれば同一会社で10年無事故無違反でいることが求められます。なので、今は独立に向けて経験を積んでいるところです。

—なぜ日の丸交通だったのでしょうか？

木屋：きっかけは、知り合いからの紹介です。運転も接客も嫌いじゃなかったですし、営業所で職業体験を受けて、明るい雰囲気で自由な印象を受けました。何といっても個人タクシーの夢を認めてもらえたのは大きかったですね。安全第一を重んじる会社だからこそ、10年無事故無違反も目指しやすいと思ったんです。

—最後に、今後の目標を教えてください。

木屋：夢である個人タクシー開業のため、安全運転に気をつけながら残り7年、無事故無違反でしっかりと働きたいと思います。